適切な広さとその理由
2024.09.09家づくりについて
2024.09.05
「足る」を知るということ
こんにちは。ワンダーホームの奥地です。
自分の気に入った家を持つことが出来ると、日々の暮らしが豊かに感じられますよね。
私たち住宅会社は出来る限りお客様の理想を叶えたい!と思っているのですが、家づくりで常に私たちの前に立ちはだかるのが、理想と現実との間に生じるギャップです。
つまり、気持ちを考えると、全てを叶えてさしあげたい!と思う反面、ローン返済や家計のことを考えると、そういうわけにもいきません。
その落とし所をどうするのかに、常に頭を抱えているというわけです。
ネットを開けば夢が膨らむ情報が氾濫しているし、建てる家の基準はどんどん高くなっていきます。
追い討ちをかけるように、インフレの影響も受けている中、それに逆行するように減っていっているのが、手取り金額というのが社会の現実です。
というわけで今回は、こんな時代の中、家のコストを増やさないようにするたった1つの方法について、お伝えしていきたいと思います。
なんとなく受け入れてしまっている常識をリセットする意味でも、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
家のコストを抑えるたった1つの方法 ~必要最小限を心がける~
建てる家のサイズを抑える
家のコストを抑えるために最も必要なことは「建てる家のサイズを抑える」ということです。
なぜなら、家のコストは使う材料や品質よりも、面積によって左右されやすいからです。
また、仕上げはSNSの普及により、品質は国が定める基準の向上によって、抑えることが難しくなっているからです。
ゆえに、家を建てる時には「面積を数字だけで判断しない」ということを心がけていただきたい、というのが私たち住宅会社の本音です。
かつ、家の面積が小さくなれば、1坪あたりの建築コスト(坪単価)も必然的に割高になるため、その辺も同時にご理解いただけると助かります。
では、家のサイズを抑えるためには、具体的にどのように考えていけばいいのでしょうか。
もちろん、サイズを抑えたことで、暮らしやすさや使いやすさが劣化したのでは全く意味がありません。
それらを一切失わないようにしつつ実現することが大前提となります。
なくてもいいものを考える
まず初めに考えるべきは、「これってなくてもいいのでは?」と思う場所を考えるということです。
例えば「廊下」。
ただ通るだけの場所であるだけじゃなく、廊下があれば空気の循環も遮ってしまいます。
せっかく断熱と気密を強化して家全体に温度差が出ないようにしているのに。
また、廊下が増えれば面積が増えるだけじゃなく、ドアやスイッチの数も増える可能性が高くなりますからね。
続いて考えていただきたいところが、いわゆる「客間」と呼ばれている部屋です。
年に数回しか使わない部屋のために数百万円もお金をかけると考えると、ちょっと勿体無い気がするからです。
例えば、子供部屋を1階につくり、子供部屋に客間機能も備えるのはどうでしょうか。
親御さんが泊まりに来るとしたら、子供たちが小さいうちだけだろうし、子供たちは小さいうちは親と一緒に寝室のベッドで寝ていますからね。
まとめ
いかがでしたか?
カット出来そうなポイントを少しご紹介させていただいたのですが、「確かにそうかもなー」と思っていただけたでしょうか。
というわけで、次回はこの続きでもある「それぞれの部屋の広さ」についてお伝えしていきたいと思います。
この記事が皆さまのお役に立てば幸いです。
ワンダーホームは、日進市を中心に地域密着で注文住宅を建てている工務店です。不動産会社のワンダーランドと同じ会社が運営しており、「土地のプロ」と「住宅のプロ」が連携することで、予算内で理想を叶える家づくりをご提案します。
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