「難敵」生活感を打破する工夫
2025.03.152024.03.11
これでまるわかり!照明器具の種類と適切な場所
家づくりにおいて重要な要素の一つである、照明計画。
照明は部屋の雰囲気の演出や、快適な空間作り、機能性の向上や省エネの実現など、家づくりにおいて重要な役割を果たします。
ひとくくりに照明と言っても、実は沢山の種類があることをご存じでしょうか?
今回は照明器具の種類と適切な設置場所をお伝えします。
照明計画でお悩みの方、ぜひご覧ください。
Index
主照明と補助照明の違い
照明器具の種類の前に、まずは主照明と補助照明の違いについて説明します。
主照明とは、部屋全体を均一に照らすものを指します。主照明を選ぶ際は、部屋の広さに合った明るさや光色を選びましょう。
対して補助照明は、特定の場所を照らすための照明です。例えば、机の上や階段の足元だけを照らす照明は、すべて補助照明と呼ばれます。
主照明で照らせない部分を補助照明で補い、空間の雰囲気を演出するのもいいですね。
今回は、主照明と補助照明に分類し、照明器具の種類と適切な場所について詳しくご紹介いたします。
主照明
シーリングライト
天井に直接取り付けるタイプの照明を、シーリングライトと呼びます。
シーリングライトは、広範囲に光を届けることができるため、一つ取り付けるだけでも部屋全体を明るく照らすことができます。
ライトの交換がしやすく、メンテナンスしやすいといったメリットも。
天井に直接取り付けるシーリングライトは、シンプルでスッキリとしたデザインも特徴と言えるでしょう。
リビングやダイニング、洋室など、広い部屋に設置するのにぴったりの照明です。
ダウンライト
ダウンライトとは、天井に開けた穴に設置する埋め込み型の照明のことです。
シーリングライトに比べ、照らす範囲は狭くなるため、リビングやダイニングなど広い空間に設置する際は、複数個取り付けて部屋全体を明るくするようにしましょう。
また、ダウンライトは、階段や廊下、寝室や洗面所などさまざまな場所に設置することができます。
ダウンライトは天井内に埋め込まれているため、見た目がシンプルで、インテリアの邪魔をしないというメリットもあります。
シーリングファンライト
室内の空気を循環させるシーリングファンと一体化した照明を、シーリングファンライトと呼びます。
こちらの照明は、シーリングファンとライトが合体した優れもの。
天井の近くにたまりがちな暖かい空気も、シーリングファンで循環することで、部屋の温度を一定に保てます。
実用性はもちろんのこと、かっこいい見た目から海外インテリアのような雰囲気なのも特徴です。
シーリングライトと同様に、リビングやダイニング、洋室など、広い部屋への設置が適しています。
シャンデリア
シャンデリアとは、ガラスや金属、クリスタルなどの素材で作られる多灯照明器具のことです。
天井から吊り下げられるこの照明は、高級感と優雅さを演出するのにピッタリ。電気を付けないときも部屋の装飾を兼ねてくれるのも魅力ですね。
家のメインとなるリビングに設置されることが多いですが、最近では寝室や玄関、ダイニングなど場所を問わず設置されることも。
デザインも豊富ですので、自分の好みのシャンデリアを選び、お気に入りの空間を作りあげましょう。
ペンダントライト
ペンダントライトとは、コードやチェーンで、天井から吊り下げるタイプの照明器具のことです。
ペンダントライトもシャンデリアも、天井から吊るすタイプの照明器具ですが、シャンデリアが空間全体をほんのり照らすのに対し、ペンダントライトは照らしたい場所をピンポイントに照らします。
ペンダントライトは、使い方次第で主照明にも補助照明にもなります。
主照明の場合、ペンダントライトを複数個使用するケースが多いです。
複数個設置する方法としては、直接天井に取り付ける(上写真参照)、もしくはダクトレール(下写真参照)を使用します。
ダクトレールとは、照明器具を取り付けることができるバー状の部品です。
レールに沿って電流が流れているため、レール内ならどこの場所に照明を配置しても電気が灯ります。
ペンダントライトを複数個設置することで、ダイニングやキッチンなどの広い範囲を明るく照らすことができます。
反対に、ペンダントライトを補助照明として使用する場合は、寝室のベットサイドやカウンターテーブルの上、玄関などにも設置されます。
主照明とのバランスや用途をよく考え取り入れましょう。
補助照明
スポットライト
天井や壁から吊り下げ、集中的に照らす照明を、スポットライトと呼びます。
ペンダントライトに比べ、スポットライトの方が光が強くはっきりと照らすのが特徴です。
スポットライトは、ペンダントライトと同様に使い方次第で主照明にも補助照明にもなります。
ダクトレールを使用してスポットライトを複数個設置し、主照明としてダイニングやリビング、キッチンに使用することが多いです。
反対に、スポットライトを一個使用する場合には、補助照明として玄関などに使用されます。
ブラケットライト
壁面に取り付ける照明をブラケットライトと呼びます。
ブラケットライトは、省スペースに設置できるのが特徴です。
階段や廊下など、あまりスペースを取ることができない場所にも有効的です。
また、玄関に設置し足元を照らしたり、書斎に設置し手元を照らしたりなど、部分的に照らしたい場合も有効に使うことができます。
ブラケットライトは、デザインもさまざまあり、取り付けるだけで壁のインテリアになるも魅力の一つ。光と影のコントラストが、壁面をオシャレに彩ってくれることでしょう。
間接照明
間接照明とは、壁や天井に光を反射させ、その反射した光を灯りとして使用する照明を指します。
壁や天井を反射させるため、他の照明に比べ優しい光で照らすことができるのが特徴です。
また、他の照明に比べ、壁や床の素材感をより際立てることができるのもメリット。
間接照明は、玄関やリビングなどの家具や壁を優しく照らします。
足元灯(フットライト)
足元を照らすために設置される照明を、足元灯(フットライト)と呼びます。
柔らかな光で足元を照らすため、日が暗い時や夜間にも便利な照明です。
最近では、壁にライトを埋め込むタイプだけではなく、コンセントに直接挿すタイプや、充電もしくは電池を入れるタイプも。
今から工事をしなくともすぐに使うことができる、便利な照明の一つです。
足元灯りは、主に玄関や寝室、階段に使用されます。
番外編
センサースイッチ
こちらは照明ではございませんが、照明にかかわるサポートアイテムをご紹介します。
人を検知して自動でライトが点灯してくれるスイッチを、センサースイッチと呼びます。
人感センサーの感度は、検知部の角度を調整することも可能です。
また、ライトと換気扇が一緒になったものもあるため、トイレや洗面所にも使い勝手抜群。
センサースイッチは、主に玄関や廊下、トイレや洗面所に設置されます。
まとめ
今回は、照明器具の種類と設置場所について説明しました。
家づくりにおいて重要な要素の一つである、照明計画。
部屋の大きさや、好みのスタイル、用途などに合わせて適切な場所に適切な照明を設置することが大切です。
家づくりの際には、どの場所にどんな照明器具を取り付けるか、じっくり考えてみましょう。
今回の記事を少しでも参考にしていただけましたら幸いです。
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