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2023.08.20
憧れの【吹き抜け】そのメリット・デメリットは?
自然光を存分に取り入れ、明るく開放的な空間を実現することができる吹き抜けは、注文住宅を検討されるお客様にも人気のプランです。
しかし、吹き抜けの特徴や、設置した場合に生じるデメリットについて、よく把握せずに取り入れてしまうと、「思いのほか住みにくくなってしまった…」ということも。
そのため、吹き抜けを検討されている方は、そのメリットとデメリットについて、しっかりと理解を深めておくことをお勧めします。
この記事では、吹き抜けのメリット・デメリットについてお伝えしています。
ぜひ、参考にしてみてください。
Index
吹き抜けのメリット
それでは、吹き抜けのメリットについて見ていきましょう。
開放感のある空間になる
吹き抜けの最大の特徴と言えば、その開放感ではないでしょうか。吹き抜けを採用することで空間に高さが生まれ、より開放感を実感することができます。
狭小住宅であっても吹き抜けを取り入れ、縦方向に広がりを持たせることで、空間を広く演出することが可能です。狭さを感じさせない工夫の一つとしても、吹き抜けは有効的と言えるでしょう。
自然光の差し込む明るい空間になる
吹き抜けは、天井が高く開放的なため、季節や時間帯に左右されず自然光を取り入れやすくなります。また、吹き抜けの2階部分に大きな窓を配置すれば、光を部屋の奥まで取り入れることができ、家全体の採光が良くなります。
家族とのコミュニケーションが取りやすい
吹き抜けは、開放感と明るさを生み出してくれるだけでなく、家族とのコミュニケーションを促す効果があります。
吹き抜けにより上下の空間がつながることで、自然と会話が生まれやすくなります。また、吹き抜けのあるリビングに階段を設置すれば、フロアを移動する際にも家族と顔を合わせられるようになり、コミュニケーションを取る機会も増えるでしょう。
デザイン性の高いおしゃれな空間を演出できる
吹き抜けはデザイン性が高く、おしゃれな空間を作り出すことにも有効的です。
開放感のある空間を自由に使えるため、天井からおしゃれな照明を吊るしたり、2階部分から大きなカーテンを取り付けたりと、自分の思い描く空間を作りあげることが可能です。
また、吹き抜けに梁を設置したり、抜け感のあるスケルトン階段を取り入れたりすることで、ワンランク上のおしゃれ空間を作り出すことができ、お勧めです。
吹き抜けのデメリットと対策
多くのメリットがある一方、吹き抜けならではのデメリットも存在します。どのようなデメリットがあり、その対策はどうしたらいいのか、事前にしっかりと確認しておきましょう。
冷暖房効率が悪くなる
吹き抜けは空間が広くなる分、冷暖房率が下がるというデメリットがあります。
暖かい空気は上層に、冷たい空気は下層に集まる性質がある為、冬場に暖房を使用する際、部屋全体が暖まるまでに時間がかかってしまいます。また、夏場は窓から差し込む日差しが強く、暑くなりがちといった傾向があります。
そのため、冷暖房の効率が悪くなり、結果的に光熱費が高くなる可能性があります。
シーリングファンやサーキュレーターを使用し、空気を循環させる、カーテンやロールスクリーンを用いて仮の天井を設けるといった対策が必要となります。
掃除やメンテナンスが大変
高い天井や大空間が魅力な吹き抜けですが、その分掃除やメンテナンスがしづらいとうデメリットがあります。
高い位置にある窓や梁、シーリングファンの掃除や、照明交換の際には、高所用の掃除道具やハシゴを用意するか、足場を組む必要があります。専門業者に依頼する場合は費用がかかるため、そのこともしっかりと頭に入れておきましょう。
音とにおいが伝わりやすい
吹き抜けは、天井が開放されているため、音とにおいが伝わりやすいというデメリットがあります。
音に関しては、1階の生活音が2階に伝わりやすいという特徴があるため、2階の部屋の壁に吸音材を使用したり、吹き抜けから離れた位置に寝室を設置したりといった対策を講じるとよいでしょう。
においに関しては、料理をするときには換気扇を使用し、十分な換気を行うことが必要です。また、タバコを吸う場合は、吹き抜けの近くで吸わないといった配慮が大切です。
プライバシーが守りにくい
吹き抜けは開放感や明るさを与えてくれる一方で、プライバシーが守りにくいといった面があります。
吹き抜けに大きな窓を設置し、自然光や景色を楽しみたいと思う方は多いでしょう。しかし、せっかく大きな窓を設置したのに、「外から室内が丸見え…」「結局カーテンやブラインドで対策することに…」なんてことも。
そうならない為に、外部からの視線が気にならない場所に吹抜けを設置したり、窓の外に中庭を設けて視線を遮ったり、外構を計画する際に外部からの視線を遮るといった工夫が必要になります。
耐震性が低くなる
吹き抜けを設けると、家を支える柱が少なくなるほか、開口部を大きく取ることで、壁が少なくなり耐震性が低くなる可能性があります。
その為、屋根や床など基礎の強さを考慮することも大切です。また、吹き抜けの取り方によって耐震性が大きく変わってしまうため、吹き抜けを検討する際は、耐震等級などの構造に詳しい建築士に相談することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は吹抜けのある家のメリット、デメリットとその対策について解説しました。
吹き抜けはその特徴により、考慮しなければならない点がいくつかあります。
冷暖房効率やメンテナンス、音やにおいの問題、耐震性などいずれも日常生活に直結する大切なことです。
とはいえ、デメリットを上手に克服できれば、吹き抜けは魅力溢れる空間であることは間違いありません。吹き抜けを検討している方は、そのメリットを最大限に活かした理想の快適空間を実現し、豊かな暮らしを叶えましょう。
記事で紹介されている施工事例を、下記にまとめました。
参照:ウイスキー棚のあるスタイリッシュモダンな家
参照:黒で統一されたインテリアのお家
参照:スタイリッシュ×ナチュラルモダンな家
参照:家族の距離が近くなる大きな吹き抜けのある家
参照:アーチを描くフレンチスタイルの家
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